「こどもはだっこが大好き。でも、手首が痛い…」「だっこひもは、だんだん肩や腰が痛くなる…」そんなお悩み、ありませんか?上手なだっこのコツを、ベビーダンスインストラクターでハピママスタッフでもある神田容識美さんに聞きました。
一般社団法人日本ベビーダンス協会 認定 ベビーダンスインストラクター
だっこポスチャリングインストラクター
神田容識美さん
おでこにキスできる高さがベスト
だっこをするとき、だっこひもやスリングなどを使いますね。だっこひもの種類にもよりますが、ママのおへその前に赤ちゃんのお尻がくるようにし、赤ちゃんのおでこにキスができるくらいの高さに調節すると、ママの肩や腰への負担を軽くします。赤ちゃんの背中が緩やかな「C」を描いていると、赤ちゃんにも負担のかからない姿勢になります。
また、素手でだっこするとき、手の平を上に向けて手首中心に支え続けていると、腱鞘炎になることもあります。手の平は下向け、腕全体で支えるようにしましょう。
だっこひもは試着して
だっこひもにはいろいろ種類があります。赤ちゃんの首が座る前から使えるものもありますが、高額なものもあるので、何点か試着して体に合ったものを選びましょう。産後1〜2か月でも間に合いますし、出産前には試着できませんからね。
だっこひもを使うとき、赤ちゃんが下がり過ぎていることがあります。腰ベルトがあるタイプはウエストの位置で装着し、肩と背中のベルトも調整します。お使いのだっこひもの取扱説明書は、必ず読んでくださいね。意外と読んでない人が多いです。
寝かしつけにはベビーダンス♪
赤ちゃんが泣いたりぐずったりしたときは、抱っこをしてステップを踏むのもおすすめです。泣き止み、寝てしまうこともあります。注意事項などもありますので、お近くのベビーダンス教室で体験してみてください。私は上の子たちの卒乳にも、とっても役立ちました。
また、赤ちゃんがだっこに慣れてきたら、おんぶもおすすめです。ママの両手が自由に使えるおんぶは、家事もはかどりますよ。