こんにちは、ハピママスタッフの東です。
先日、ベルフ青山にて「幼児安全講習会」を開催しました。
キャンセルもありましたが、8組の親子が参加してくれましたよ。
講師は、幼児安全法指導員・盛岡赤十字病院看護師の立花 貴久美さんです。
まず、乳幼児に起こりやすい事故や予防法についてのお話を聞きました。
乳児も幼児も死亡事故で多いのは、誤飲による窒息死だそうです。
大人が十分に気を付けていても予想を超えて思いがけない行動をとるのが子ども。
特に小さいうちは何でも口に入れてしまいますよね。
子どもの誤飲や窒息を予防するためにも、
家の中を片づけ、危険なものがないか確認するなどの環境整備が大切だそうです。
次に、窒息時の処置について乳児と幼児の場合との違いについて人形を使って学びました。
先生がお手本を見せてくださいましたよ。
子どもが異物を飲み込んだときはすぐに119番に通報することが大切です。
子どもに呼吸がある場合には、
乳児→背中を叩く「背部叩打法」と胸を圧迫する「胸部突き上げ法」
幼児→「背部叩打法」」とおなかを瞬間的に圧迫する「腹部突き上げ法」
が効果的だそうです。
では、実際にやってみます。
※日本赤十字社では、やり方の解説動画を公開していますよ。
→Youtube 【日本赤十字社東京支部 公式】救急法・幼児安全法 気道異物除去(1分24秒)
そして、呼吸がない場合の心肺蘇生法についても学びました。
心臓マッサージをする場合の姿勢や人工呼吸をする上での注意点、AEDの使用法などを教えていただきました。
先生の指示を聞きながら、ママ達も頑張りましたよ~。
ハピママスタッフも一緒に頑張りました。
AEDを使ったのは今回が初めてという方がほとんどでしたが、
AEDの電源を入れると機械がしゃべって使い方を教えてくれますし、パッドを貼ると、電気ショックが必要な状態かどうか機械が判断してくれるので、初めてでも安心して使うことができます。
AEDは公共施設やスーパーなどに設置してあるので、お出かけのついでにどこにあるかを確認しておくと良いそうです。
生協のお店にも設置しています。学校や公民館にもあります。
※動画も公開されています。
乳児はこちら→Youtube 【日本赤十字社東京支部 公式】幼児安全法 乳児の心肺蘇生とAED(2分26秒)
幼児はこちら→Youtube 【日本赤十字社東京支部 公式】幼児安全法 幼児の心肺蘇生とAED(2分58秒)
今回は託児付き企画ということで子どもたちは別なお部屋に。
最初はママ達と離れるのが寂しくて泣いている子もいましたが、お友達同士で遊んだり、
スタッフに抱っこされながら楽しく遊んでいましたよ。
講習の後はおやつタイム。今回は講座が長かったので、皆さんにお持ち帰りいただきました。
講習に参加したママ達の感想を紹介します。
☆2人目が生まれてから、2人をずっと見ていることが難しくなり、誤飲の可能性もあると思って参加しました。
下の子が誤飲しないためにも上の子のおもちゃを見直す必要があると思いました。
☆実際に人形を使用して練習できたのがよかったです。
☆自分の子に万が一のことがあった場合に対応できるようにしたくて参加しました。託児付きで集中できたし、
ママ同士で堅苦しくなく臨めたのが良かったです。
立花先生、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
★今回はコープ共済連の後援で、資料代や託児費が補助されました。
コープ共済ではママのための情報サイト【ママオモイ】を開設しています。
読み聞かせ動画や、ママにおすすめのアプリなどもありますよ。