こんにちは、ハピママスタッフの菊地です。
2学期も始まり、幼稚園児や小学生のいるお母さんは、ほっと一息ついている頃ですよね。
久しぶりにカラッと晴れたので、私は梅干しを天日干してました。
実家から帰ってきて、なかなかカラッと干せる日がなかったんですよね。
生協の共同購入で配達してもらった紀州梅で漬けているんですが、素晴らしい梅の芳香がするので癒されます。
梅干作りなんて面倒だよねと言われるんですが、これがなかなか楽しいんですよ。
何より、添加物なしで作ったものを子どもたちに安心して食べさせられるというのが、うれしいです。
さて、そんな天気のいい8月19日、水沢アテルイ店ではカフェウンマーのマリエさんをお迎えして、離乳食教室を開催しました。
HP ➡ 離乳食妊婦食 カフェウンマー
facebook ➡ 離乳食カフェ Cafe Unma
3か月から9か月のお子さんをお持ちの6組の親子が参加してくれました。
栄養士の資格を持ち、奥州市水沢区内でお子様連れで気軽にお茶や食事のできるカフェ、ウンマーを経営しているマリエさん。
胆江日日新聞に離乳食レシピを掲載されていたこともあるので、県南では有名な方です☆
まずは、みなさんに自己紹介をしていただきながらスタート。
一人目のお子さんだというママさんが多かったのですが、中には会場に来てみたら上の子の保育園の先生がいてびっくりしました、などといううれしいサプライズもありました。
すでに離乳食を始めたけれど、これでいいのか不安だという方、これから始めるので基本からきちんと知りたいという方など、レッスンにかける意気込みは様々。
まずはおかゆの炊き方についてのレクチャー。
日本人である私たちの赤ちゃんにはおかゆを最初に与えた方が、アレルギーを起こしにくいのだそうです。
初期の10倍がゆは米1:水10、中期の7倍がゆは米1:水7、後期の全がゆは米1:水5の割合で、炊く30分前に浸水して炊いていきます。
お米から炊いたおかゆと、ご飯から炊いたおかゆの食べ比べ。
歯を使わずに、舌だけでつぶそうとするとなかなか大変!
お米からのおかゆの方が、甘みや旨みが強いことを確認。
次にお出しについてのレクチャーです。
左が市販の顆粒だし、右が花かつおと出し昆布からとったお出しです。
まずは匂いの違いを確認してから、飲み比べ。
きちんととった出しは旨みが違います。
顆粒だしはしょっぱい!
表示を見ると、食塩が入っているんですね。
さらに驚いたのは、砂糖も加えられています。
もちろん、アミノ酸などの化学調味料が含まれています。
子どもの味覚は一生続くと言います。
偽物の味で満足する舌ではなく、本物の味が分かるようにしてあげたいですよね。
初めて食べる離乳食、花かつおと出し昆布からとったお出しをお勧めします。
次に食べさせる大きさを分かりやすくするために、きゅうりのデモンストレーションです。
左から初期のペースト状(すりおろし)、中期の5㎜、後期の7㎜、完了の1㎝。
ジャガイモのように崩れやすいものは、小さく切りすぎて茹でるととろけてなくなってしまうので、大きめに切ってつぶすようにとアドバイスがありました。
初期のおかゆは水加減を変えて作りますが、全がゆからすり鉢ですりつぶしてもらって、柔らかさを確認してもらいました。
これが、なかなかの重労働!
もういいですか?とマリエさんを呼んでも、まだまだ~!
すり鉢とすりこ木を使ったことのないママも多く、悪戦苦闘。
子どもたちも遠くからママがんばれ~!!
スタッフが見守りする中、ママ達は頑張りました。
5分ほどかかってようやく、おかゆはドロドロのペースト状に。
そして、ゆでたジャガイモもすりつぶしてペースト状にしました。
こちらは、おかゆよりずっとつぶしやすそう。
実習が終わったところで、離乳食の進め方についてのお話がありました。
初期はごっくんできているか、
中期は舌を左右に動かしてもぐもぐしているか、
後期は歯茎でかみかみもぐもぐしているか、
完了は噛まずに丸のみしていないかをチェックするそうです。
お疲れ様~♪ということで、質問を受けながら、ティータイムに突入。
今日はコープの野菜バーに卵黄ボーロ、五穀クラッカーにアイスコーヒーかレモンティーを選んでいただきました。
五穀クラッカーにはクリームチーズやイチゴジャムものせてみました。
五穀が入っているので、普通のクラッカーより食感が良くて、朝食やパーティ、おやつにピッタリ。
うちの主人はビールのおつまみにしています。
マリエさんからのアドバイスです。
*離乳食を始める順序としては、まずはお米から始めて、とうふ、白身魚、肉、卵、牛乳の順番ですると良い。
*新しいものを食べてうまく食べられたら、すぐに次のものに移るのではなく、3,4日あけてから次の食材に移ること。
*万が一、食べた後に皮膚が赤くなったり、または母乳を飲んだ後に出るときには、お母さんの食べたもので反応してアレルギーを起こしている場合もあるので、相談にのるのでウンマーさんまでどうぞ。
皮膚科に行っても、汗疹でしょうなどと言われることもあるそう。
お子さんに何を食べさせたかを、きちんと覚えておきましょうね。
お子さんが離乳食をべーっと口から出してしまうこと、たまにありますよね。
それは美味しくないからだそうです。
作ってはみたけど何だか美味しくない、でももったいないからあげてみたら、べーっ。
自分がまずいものは子どもも食べない。
お母さんと子どもは心がつながっているんですよ、というマリエさんの言葉が心に残りました。
カフェウンマーではUnmaくらぶという会員になることも出来ます。
プチ調味料セット付きの入会金2000円で、クッキングレッスンが会員価格、ウンマーのポイントがいつでも2倍、くらぶ会員のみのイベントやワークショップに招待という特典があります。
更新料、年会費は無しで永久会員です!
私も先日、入っちゃいました~(^^♪
みなさんも、良かったらどうぞ。
食についての関心が、高まると思います。
カフェウンマーさんのお店で手続きできます。
疲れて寝ちゃった赤ちゃん、眠くてぐずっちゃった赤ちゃん、ご機嫌で遊んでてくれた赤ちゃん、頑張ってレッスンを受けたママ達、そして親切丁寧に教えてくださったマリエさん、ありがとうございました。
ママ達からは、
悩んでいたことがすっきりしました
離乳食の進め方が分かりました
きちんと手作りすることの大切さが分かりました
みなさんと一緒にやれたのが楽しかった
などの感想が聞かれました。
ハピママ初めての方が多かった今日の企画でしたが、これからも子育てママのために色々な企画を用意していきますので、どうぞまた遊びに来て下さいね。
まだ子育て支援センターなどにも出かけたことがない、という方もいました。
こちらをご覧ください➡ おうしゅう子育てガイド こっころ
こっころだよりに、奥州市すべての子育て支援センターや幼保のイベントが網羅されています。
こっころだよりは保健センターや支援センター、市役所や小児科などでも入手できます。
お家でお子さんといるのに時間を持て余していたり、お友達が欲しいという方、ぜひお出かけしてみて下さいね。
同じ月齢の悩みを持つお母さんとおしゃべりができてスッキリしたり、先生の適切なアドバイスがもらえたり、そして何よりお子さんもたくさんの刺激を受けて成長できると思います。
私も子育て支援センターでたくさんの方々に出会い、子育ての四方山話をしてストレス解消していました。
引っ越したり、違う学校に通うようになっても、時々連絡を取って愚痴をこぼしたり、成長を確認し合える、とても素敵なお友達です。
いわて生協でも第2、第4水曜日は、和室で子育て広場をしています。
予約不要、参加費無料、出入り自由で、お子さんを遊ばせながらおしゃべりが出来ます。
スタッフがお茶やお菓子を用意して、お待ちしていますのでお気軽にどうぞ。
9月30日の子育て広場では、バランスボールの体験会も予定されています。
ハピママは、9月は2日にアロマでハンドマッサージ、16日にベビーサイン体験会を企画しております。
興味のある方、こちらへ➡ 9月のハピママ
また皆さんにお会いできるのを、楽しみにしています(^_-)-☆