身近にあるものを使って 冬も楽しく室内遊び

冬は室内で遊ぶことが多く、「子どもがなかなかお昼寝しない」というお悩みも。

身近にあるものを使って、室内で楽しく遊ぶ方法を教えていただきました。

みたけ保育園 地域子育て支援センター(盛岡市)
専任保育士 田中 志保 先生、長岡 香織 先生

 

午前中にたくさん遊んで

外に出られなくても、室内でたくさん身体を動かして遊びましょう。

午前中にたくさん動いて、お昼ご飯を食べ、ぐっすりお昼寝できるといいですね。

 

ダンボール箱遊び


いくつか積み上げて倒して遊びます。

1個でも、中に入ったり車に見立てて押したり引っ張ったり、トンネルにしても夢中になるはず。

たくさん遊んだら、箱を広げてお絵描きしましょう。

 

紙遊び


0〜1歳は、チラシや新聞紙を破いて音を聞かせたり、細かくちぎった紙を「3、2、1」とカウントダウンしてパラパラ散らして楽しみます。

2歳ごろからは、マントや剣、ハリセンを作ったり、丸めてボールにして投げて遊びます。

カラフルなリボンやお掃除ワイパーを作るのもおすすめです。

トイレットペーパーやラップの芯は、まとめて立ててボールを転がせばボウリングに。

道のように並べ、またぐだけでも喜びます。

食材を使った粘土遊び

小さい子は口に入れてしまうこともあるので、食材を使った粘土がおすすめです。

手指を使って様々な感触を楽しめます。

粘土遊び
●片栗粉粘土(片栗粉150g 、水100㏄)。

粉を手で触ってサラサラ感を味わったら、少しずつ水を加えてドロドロの感触を楽しみます。

●小麦粉粘土(小麦粉300g 、水100㏄、塩ひとつまみをよく練る)。

食紅を少し入れるとカラフルになり、密閉して冷蔵庫で保管すれば、2 〜3 日繰り返して遊べます。

 

大人もいっしょに楽しんで

同じ材料でも、成長するにつれて遊び方が変わるのがおもしろいところです。

遊び方を決めずに子どもたちの想像力に任せてみましょう。

そして、天気が良い日はぜひ雪に触れて、外遊びも楽しんでくださいね。

(ハローコープ167号掲載)