こんにちは!盛岡レッスンスタッフの大森です。
乳幼児の“もしも”あるかもしれない事態に備えて、
心肺蘇生やAEDを用いた電気ショックなど、心臓や呼吸が停止した場合の一次救命法を勉強する
「知っておきたい幼児安全法講習会」をベルフ青山で開催しました。
講師は看護師 救命士 日本赤十字の徳田裕子さんです。
参加者の皆さんに自己紹介と今回参加した理由を聞きました。
- インターネットを見ただけではやり方がいまいち分からないので実際やってみたいと思いました。
- 消防署で一回勉強した事がありますが、再度やってみたいと思いました。
- いざという時に知っているのと知らないのでは違ってくると思うので勉強しに来ました。
など皆さん我が子の為、そして万が一に備えてご参加頂きました。0~3歳と年齢も広く、上の子がいるご家庭もある為、乳児と幼児の対応をそれぞれご指導頂きました。
講習はマネキンやデモのAEDを用いて行っていきます。
まずは最近話題にもあがる、気道異物の除去をします。
赤ちゃんであってもトイレットペーパーの芯の中に入るくらいの大きさの物は誤飲してしまうそうです。
結構大きい物でも入ってしまうので皆さんビックリしていました。
背部叩打法です。叩く位置、叩く時の向きなど資料を見ただけでは分からない部分も教えて頂きます。
実際に叩くだけと正しい方向で叩くのでは違いがあるか?
先生がママに軽い力で叩いて体験してもらいました。全然違う!!とビックリしていましたよ。
腹部突き上げ法です。背部叩打法で異物除去できなかった場合に行います。
どの部分を突き上げるのか、手の動きや方向なども聞きながらマネキンで練習します。
この対応をした後は、異物が除去できても、内臓が痛んでいる可能性がある為、診察が必要です。
今度は1歳未満の乳児の背部叩打法と胸部突き上げ法です。
ママが使う指や乳児の手や足の位置を確認しながら行いました。
今日やっただけでは覚えられないので、座布団などを使いながら家でも復習して欲しいとの事でした。
心肺蘇生法をやっていきます。
救急車を呼ぶ前に意識の確認、協力者を求めるなどやる事がありました。
胸骨圧迫は、どの位置を圧迫するのか?早さはどのくらいか?など勉強しました。
それでも意識が回復しない時はAEDを使います。
AEDは見たことはあっても実際に触ったり、実践できる機会は中々ないですよね。
何が入っていて、どのような事をすればいいのか?を知っているだけで違うと思います。
使うシーンをイメージして2人1組で実践してみました。
救急車が到着するまでに平均8分かかると言われています。
その間にお子さんに何か出来るのはその場にいる家族です。もしもの時に慌てないように救命処置を常に頭の片隅には覚えておきたいですね。
参加したママ達の感想です。
- AEDを使った事がなかったので、もしもの事があったら使えたらいいなと思いました。
- 以前講習を受けたことありますが、忘れていた事や確認が出来て良かったです。
- 本とか読んだりして知識はありましたが、実際やるとイメージが違ったので参加して良かったです。
- とても勉強になりました。とっさに動けるように復習したいと思います。
【今回のおやつ】
参加したママ達、徳田さんありがとうございました。
◆日本赤十字社のYou Tubeチャンネルでも学習できます
【日本赤十字社】一次救命処置(BLS) ~心肺蘇生とAED~